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執筆者の写真店主

ナイフメイキング 素材 ダマスカス鋼材[1095ハイカーボン鋼+15n20]raindropパターン

更新日:2023年9月27日


「ダマスカス鋼」とは正確には 「ダマスカス鋼模様鋼」という事になります。 古来の製法は失われており、 現在の技術で模様を再現したものとなります。


ナイフメイキング用の鋼材をお譲り致します。

伝承にあるダマスカス鋼(ウーツ鋼)の製法は失伝しており古代の謎です。

近年の研究で紋様を再現した積層鋼を通称として「ダマスカス鋼」と呼称しています。


ベースになるのは高炭素鋼です。熱処理の目安も「1095鋼」に準じます。


(ハンドメイドの為、模様は1本ごとに異なります。

指紋とおなじ認識でお願い致します、写真の現物は見本となります)

曝酸処理によって紋様を出しておりますので、

研削後に再処理(エッチング)が必要になります。

端の処理はかなり甘いですが、

素材としての販売の為ご了承ください。

※寸法を指定しての鋼材オーダーを承ります。

限界は存在ますが、おおまかな寸法(縦横厚み)をご指定頂けます


パターンのオプションも何種類かございます。お問い合わせください。


数がまとまりますと単価を下げられます。


5~10枚のオーダーがお勧めです。


お問い合わせをお待ちしております。


おおよその寸法

全長21㎝(8インチ)

刃渡り:4.6㎝(1.75インチ)

刃厚:3.5㎜(6ゲージ)


素材

刃:1095 high Carbon and 15n20 steel

(ダマスカス鋼)

※ベースとなる1095鋼はアメリカSAE規格の構造用炭素鋼板のことで、

規格としては1006から最高1095まであり

数値が大きければ炭素含有量が増加します。

1050と1060が、刃物鋼として多く使われていて、

小型ナイフを製造するための鋼はシリーズの中で1095が最も人気があるようです。

1095は炭素とマンガンを多く含んでいて、

適切な熱処理により研ぎやすくなり耐摩耗性が良い鋼です。

※15n20鋼につきましては、ウッデホルム社製の帯鋸用の鋼材で

炭素(C)0.75%、ニッケル(Ni)2%、マンガン(Mn)0.4%、

シリコン(Si)0.3%、リン(P)0.1%を含有した合金鋼です。

ニッケルが多く含有されているため耐蝕性が高く、

ダマスカス鋼の光沢用のレイヤーとして使用されます











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