「ダマスカス鋼」とは正確には 「ダマスカス鋼模様鋼」という事になります。 古来の製法は失われており、 現在の技術で模様を再現したものとなります。
ナイフメイキング用の鋼材をお譲り致します。
伝承にあるダマスカス鋼(ウーツ鋼)の製法は失伝しており古代の謎です。
近年の研究で紋様を再現した積層鋼を通称として「ダマスカス鋼」と呼称しています。
ベースになるのは高炭素鋼です。熱処理の目安も「1095鋼」に準じます。
(ハンドメイドの為、模様は1本ごとに異なります。
指紋とおなじ認識でお願い致します、写真の現物は見本となります)
曝酸処理によって紋様を出しておりますので、
研削後に再処理(エッチング)が必要になります。
端の処理はかなり甘いですが、
素材としての販売の為ご了承ください。
※寸法を指定しての鋼材オーダーを承ります。
限界は存在ますが、おおまかな寸法(縦横厚み)をご指定頂けます
パターンのオプションも何種類かございます。お問い合わせください。
数がまとまりますと単価を下げられます。
5~10枚のオーダーがお勧めです。
お問い合わせをお待ちしております。
おおよその寸法
全長21㎝(8インチ)
刃渡り:4.6㎝(1.75インチ)
刃厚:3.5㎜(6ゲージ)
素材
刃:1095 high Carbon and 15n20 steel
(ダマスカス鋼)
※ベースとなる1095鋼はアメリカSAE規格の構造用炭素鋼板のことで、
規格としては1006から最高1095まであり
数値が大きければ炭素含有量が増加します。
1050と1060が、刃物鋼として多く使われていて、
小型ナイフを製造するための鋼はシリーズの中で1095が最も人気があるようです。
1095は炭素とマンガンを多く含んでいて、
適切な熱処理により研ぎやすくなり耐摩耗性が良い鋼です。
※15n20鋼につきましては、ウッデホルム社製の帯鋸用の鋼材で
炭素(C)0.75%、ニッケル(Ni)2%、マンガン(Mn)0.4%、
シリコン(Si)0.3%、リン(P)0.1%を含有した合金鋼です。
ニッケルが多く含有されているため耐蝕性が高く、
ダマスカス鋼の光沢用のレイヤーとして使用されます
↓
TOPページ https://www.sekiblade.com/
Comments