向かいのベッドのお爺さんが、点滴漏れで体調が悪化し
死にかけた夜がありました。お爺さんは歩けないレベルまで
弱り、ナースセンター横の部屋へ移っていきました。
人が死に1歩近づく様を見せてもらいました。
熱が上がって寒い寒いと震えて弱っていく最中の
看護師の対応が少し残念でした。総じて看護師さんみなさん
やさしい良い方ばかりでしたけどね。愛想ふりまいて。
稀に冷徹な看護師がシフトに居るとめっちゃ目立ちます。
向かいのベッドに次ぎ来た爺さんは物凄い勢いでカーテンを
開け閉めするので、看護師さんに怒ってしまった。
うるさいなんとかしてくれと。
その日の晩は個室を借りて何とか寝た。
翌日爺さんは別室へ。まあ、歩きが危なかったのもあって、
ナースセンター近くの部屋にね。息子がお見舞いに来ていたが
息子もカーテンをありえない勢いで開け閉めしていたので
そういう家庭なんだろうなあ・・と察した。開け閉めの音で
夜中にたたき起こされるとはなあ。
体調が安定すると周囲の事が気になってくるんです。
続
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