実家を取り壊したら発見された日本刀4振り(短刀1 脇差3)の
修復 レストアをご依頼頂きました。
出来る限り同時進行しておりましたが
一番長い脇差が先行して仕上がりましたのでお引き渡しとなりました。
将来的には拵えを再建する予定ですが,
お刀に瑕疵が無いかを確認するためもあり
一旦 白鞘 ハバキ 研ぎ を行いました。
修復で済むハバキは破棄せず修理で対応させて頂きました。
お客様の方で登録証の取得まで行って頂きましたので
当店では修理-修復のみ行いました。
2月に取り掛かって初回のお引き渡しが8月と かなり期間を要しました。
水牛の角製の目釘座は追加オプションとなります。 今回は鞘師さんのはからいでサービスでの追加工作をしていただけました
(請求もなしで終了しております)
こちらの御刀はハバキを製作しております。
ハバキも価格改定が続いていますので一番お手頃な銅無垢のハバキを
提案させていただきました。
銀も銅も素材が高騰しており縁金具類にも
お値段改定の予定が迫っております。
お写真の模様は「祐乗」と呼称します。
同額でこのほか 無地-横やすり目-庄内模様 がご選択いただけます。
その他の御国ハバキも加算で製作が可能です。
大変錆が深かったので 研ぎ代金とは別途 錆び落とし(下研ぎ)の
お代金を頂いております。曲がりが酷い場合は曲がり修正も別途加算となります。
おおきな鍛え割れ,刃切れやフクレは見当たらず健全な姿に復元が出来ました。
ご依頼頂き誠にありがとうございました。
最後に個人名を伏せて明細を公開いたします。
しかしながら多岐に価格の改定が続いており2023年8月現在の参考価格となります。
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