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執筆者の写真店主

究極の替え鞘(真剣,模擬刀)

更新日:2023年9月5日

 

今回は商品紹介です。いわゆる「合わせ鞘」です。替え鞘とも呼びます。

規格品を持ち寄って「合わせる」事から、合わせ鞘となります。


本来はお刀によって反り具合や、反り方がことなりますが

合わせ鞘は「鳥居反り」(または順反り)に対応しています。

微妙な腰反り先反りでも現物合わせによって、合う場合もございます。



反りは5分,6分,7分が用意されておりそのほか規格外の長さの鞘を詰めて

使用することも可能です。


そうなんです、鞘のみお送りするより、お刀をお預かりして

現物合わせをする方が最も確実なんです。


お刀をお預かりする最大のメリットは、切っ先に遊びがある場合、

そのガタを留める加工を施します。

具体的には先端を輪切りにし先方向から木のブロックを仕込みガタを留めます。

先端は貼り付け直し塗仕上げを行います。見た目にはわかりません。






現場で鞘を合わせると9割近く(それ以上かも)は切っ先が遊びます。

ぜひお刀をお預け下さい。その際、柄や鍔のガタ直しの点検も行えます。

工賃を抑えたい場合は点検を省略することも可能です。


ハバキの台尻で35~11.5㎜までの寸法の大刀ですと鯉口寸法としては大丈夫です。

(基本的に一重ハバキ)


合わせ鞘(替え鞘)をご希望の場合はご予算を第一にお考えのお客様が多いですが、

残念ながら既製の鞘で合う物が

見つからない場合は本作り(手作り,本拵え)をご検討いただきます。




既定の塗は黒呂,黒石目,茶石目です。加算で特殊な塗も承ります。

塗料は2液性ウレタンかカシューを使用しております。


鞘は下地状態で在庫しており、塗ってからの納品となります。

おおよその納期は1ヶ月~40日程度を要します。





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