関市製 ダマスカス鋼製の剣鉈「兼篤作」270㎜(9寸)廃版品最後の1品 長期在庫
ブランドとしての「兼篤」は展開を終了しており,
この剣鉈を含めて包丁も廃版となっております。
デッドストックのファクトリーナイフを仕入れに行った際に,試に聞いてみたところ
一点限り在庫が残っており仕入れて参りました。
資金さえあれば復刻できるのですが・・土佐打ち刃物にも負けない美濃伝の剣鉈です。
一品限りでヤフーオークションに出品し,落札されて終売品となります。
このまま歴史に埋もれていくのを惜しく思い,ご紹介させて頂きます。
おおよその寸法
刃渡り:約270㎜
全長:420㎜
刃幅:38㎜
刃厚:5.8㎜
重さ:500g
材質
ブレード材質:ダマスカス鋼
グリップ:樫,藤
鞘:桂
柄は樫材に藤を巻いています。鞘は桂の木です。
口金はSK鋼となります。
鞘への固定が紐となっていますので実用するには
そこを仕様変更しないと素早く抜けないかもしれません。
そのあたりの造りをみると鑑賞向けの設計ですが
勿論実用にも耐えられる本格的な構造となっております。
化粧箱も無傷で現存しておりました。
資金を集約して,この手で復刻できないかとも思います
つまるところ資金ありきなんですけどね。
デッドストックの一品限りを手売りしていても
未来は見えないのでどこかで勝負する必要があります。
自社製品の製造ルートは海外に確保していますが
円安もあり,思うように進んでいません。
兼篤をベースとしたオリジナル製品,是非やりたいです。
どこから資金を用意すれば・・個人運営の限界を感じます。
御刀を預かって修理する方が資本を必要とせず自身には合っています。
ただそれをやっている内はそこまでです。
なにかアクションを起こさねば・・
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